ボチボチやっています。

40代 5人家族(子ども3人、妻生涯パート) ケアマネ 子育て、健康、倹約、投資  ストレスフリーを目指す。

教育費と老後のバランスについて考えて見ました。


目次

タイトル(本) 著者

普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話  著者:佐藤 治彦

概要

 
1 佐藤 治彦とは
経済評論家 ジャーナリスト。1961 東京生まれ。慶応義塾大学部卒業、東京大学社会情報研究所教育部卒業


2この本を読んでほしい人
年金崩壊、」医療費アップ、不景気、リストラの嵐、欠陥だらけの介護保険制度、財政崩壊、住宅問題、大増税、物価上昇で「何となく不安病」の方。
まさに私です。(笑)

・年収で300万円以上の収入がある人
・子どもの教育費で困っている人

目次

  
1.脱・節税教のススメ
2.禁・資産運用 いま始めること、老後に考えればいいこと
3.新・消費宣言 欲望に向き合えばお金が増える
4.知識の泉へようこそ 年金、保険、教育費を考える
5.ザ・住宅問題 買うべきか、借りるべきかの神学論争に終止符を


私が印象に残ったところ

お互いの自立(親 ・子ども)に老後の為に教育費を親子で負担する
例えば、子どもが大学進学を希望しているのであれば、高校入学後に家計のことを子どもが理解できるようにじっくり話し、高校卒業までは経済的な面倒を見ても、その後は自分の力で進んでもらいたいと伝えることはいけないでしょうか。
・子どもから精神的・経済的に自立して自らの老後の家庭を築くためにも、親自身が老後に向けて準備をきちんとしておかなくてはいけません。教育費のすべてを親が負担することができないのであれば、それを子どもと向き合って話し合うべきと思うのです。

3人の子育て中ではありますが、経済事情により3人とも大学に通わすのは難しいでしょう。まずは、3人を高校卒業までを目標としています。子どもが大学に行きたいのであれば、親として援助はしますが大学費用全額は考えていません。奨学金も検討します。

では自分が子どもの時はどうだったのか。3つ上の兄は推薦で大学に行き、理系だった為、それなりに学費がかかりました。その頃、父親の会社も不況の煽りを受け、一度倒産しましたが、その時の退職金を大学の費用に充てることができました。
余談ですが、父は一度、退職したのですが何とか再雇用という形で定年ギリギリまで働けました。

子ども心に二人とも大学に行くのは、経済的に厳しいのでは感じていました。もちろん親や先生は大学を進めましたが、兄より成績も良くなかったです。
そこまで無理して大学に行く必要はないと思い、大学に行かず、新聞奨学生で専門学校を選択しました。
その後、通院教育で大学に編入し、期間は4年かかったが、無事に卒業できました。
4年大学通学しなくても、通信教育で希望する資格は取得しました。
お金をかけなくても選択肢を広げれば、色々な手段や方法があるということです。

私の知人には大学院や医療系大学等で、現在奨学金を返済中の人もいる。かなりの金額である為、返済額は大きい。
親は現在、年金生活をしているが、もし二人とも大学に行っていれば老後生活も苦しかったのではと思います。

もちろん親としては高卒、専門卒、大学卒でも子どもが好きなことを仕事にしてほしい。
子どもが高校生になれば、家計のこと(教育費、老後のバランス)について詳しく話すかもしれません。ですが子どもには老後を見てほしいとは考えていません。
今の時点ですが・・・
教育費と老後について、親として考えさせられる本です。

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少しでも参考になれば嬉しいです。

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