子どもへの期待値について
小学生の長男はソフトボールをしています。
幼稚園の頃から上の娘たちと一緒に練習に参加していました。
長男はソフトボールに興味がなく、しぶしぶと参加していました。
「練習に参加したら、アイスを買って上げる」など、ご褒美を持ちかけて練習させていました。
練習に参加するもうまくなりたいという気持ちは余りなく、どちらかと言うと消極的です。
自分から進んで練習するということもありません。
また練習に行く前は、行きたくないとの繰り返しです。
日々、練習前は私自身も葛藤です。そもそも親が無理やりやらせるのは、子どもにとって悪影響ではないか。
長男は水泳はしている為、走るのはそこそこ速い。もしかすれば集団競技ではなく、個人競技に向いているのではないか・・・
でもやっぱりソフトボールはさせたい。
理由は個人競技では体験できない、他の子どもたちと一緒に頑張れる楽しさを集団競技で学んでほしいからです。
最近は、以前のように嫌がることなく、少しずつ練習の参加ができるようになってきました。
それは監督、地域のお父さん、ソフトボールの先輩たちが温かく指導してくれるお蔭だと思っています。
ここで私と妻の長男の期待値の話しをします。
以前、練習試合で、長男がライトを守り、下の学年の子どもは、セカンドを守っていました。
それを観て、妻は少しへこんだそうです。
下の学年の子どもにセカンドをとられ、全然成長していないと。
他の子どもと比べるとうまくなるのは遅いです。センスも余りないし、練習も前のめりではないのですから。(笑)
でもライトを守っていた時は一生懸命走って、ライトからファーストまで毎回、ベースカバーに入れていました。
チームプレーができるようになり、以前より明らかに成長していました!!
妻は他の子どもと比較して、へこむ。
私は前より成長していたので、少し感動する。
私と妻とで捉えていた視点が違いました。
試合の後、長男が一生懸命走ってファーストまではカバーに行っていたことを妻に伝えました。
妻はそれを聞き、少しは長男の成長を理解してくれました。
今は少しずつバッティング練習も親子でできるようになりました。
いつヒットが打つことができるでしょうか。
焦らずにのんびりと待ちたいと思います。
親としては、どうしても周囲と比べがちです。
しかし前よりも成長しているかどうかの目線は、これからも忘れないようにしたいです。