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子どもの成績に反応しすぎない。

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目次


題名: 反応しない練習

著者:草薙 龍瞬

その競争は「妄想」かもしれない。

「競争」という現実は、この世界では逃げられません。しかし勝ちを目指す途中には、必ず緊張や焦り、負けられないというプレッシャーがつきまといます。
負けたときには、敗北感や劣等感といった負の感情が残ります。競争は、いつも私たちを悩ませます。
 競争による悩みを解決する方法は、あるのでしょうか。「競争の正体」を理解し、「正しい競争の仕方」を知ることで、競争に苦しまない生き方が可能になります。
~以下省略~

この「競争」を作っているのは、ただの価値観、判断、つまりは妄想です。「点数」という記号に価値を見る、大人たちの勘違いが作り上げたものです。
学校や塾や予備校、教師たちにとっては、「子どもの成績をあげる」ことが、利益になります。
親もまた、子どもの成績が良ければ、自尊心(承認欲)を満たせるし、過去に得られなかった勝利を、子どもを通じて手にしたいという願い(怨み・ルサンチマン)があります。子どもたちもまた、勉強に「勝利」という価値を見るようになります。勝てば「アタマがいい」と思ってもらえる、プライドを守れると考えるようになるのです。
みなそれぞれに「蜜」-欲求の満足ーがあるから、勉強というバーチャルな競争に参加しています。人は妄想を抜けられないから、成績と言う記号への執着も捨てられないのです。

親としてドキッとしました。

子ども成績が、親としての承認欲になっていないのか。子どもの成績が良かったり、悪かったりすると親は一喜一憂してしまいます。
確かに子どもの成績がよれば、親として安心感あり、教育方針が間違っていなかったという判断材料になります。

でも余り子どもの成績にこだわりすぎるのは、良くないということです。
親としての承認欲は、今まで考えたことはなかったのですが、無意識に他の子どもと競争している部分はあったと思います。
今年は長女が受験生であり〇〇さんの子は、〇〇高校を受験する、または公立、私立に志望する等、会話にすることが多くなっています。

潜在意識として、親が勝手に自分の子どもと他の子どもを競争させてしまっている。
もしかすれば、他の親の年収や学歴等を比べて、そうさせているでしょうか。
または自分が子どもの頃、親に兄と成績を比べられたことが残っているのでしょうか。

過去を振り返っても仕方がないですが、もしかすれば、私自身常に他者と比べられて誰かと無意識に競争してきたかもしれません。
コンプレックスというのは、意識していないくても無意識に感じてしまう。
今振り返ると親の期待や影響は大きかったということです。
親の思うような素直な生き方はできていませんが・・・(笑)

長女の受験まで残り数か月であり、成績(数字)は気になるところです。
でもあくまでも長女にとっての成績が大切であり、努力が積み上げっていけばそれでいいと思っています。他者と比べて、一喜一憂するのではなく、自分との向き合い方と大切にしてほしい。

長女は、私の受験の時よりも圧倒的に努力をしています。
受験のことは、母親にほとんどお任せしていますが、陰ながらに応援はしています。
受験に没頭できることは、親としては有り難いです。

まとめ

・気がつくと他の子どもと比べてしまう為、親として気をつける。
・成績(数字)は大切であるが、親が執着(期待)しすぎるのは良くない。
・子どもが1日に積みあがったものを大切にする。

今後も、受験にベストを尽くせるように親として環境面でできることは支援していきたいと思います。

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