スマホ脳は親子で読んだ方がいい。
スマホ脳
著者:アンデシュ・ハンセン
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若者の精神不調が急増している。
このような調査は分析が難しいとはいえ、ここ数年、ある傾向が具体的になっている。
スマホやパソコンの前で過ごす時間が長いほど、気分が落ち込む。パソコン、スマホ、タブレット端末を週に10時間以上使うティーンエイジャーが
もっとも「幸せではない」と感じている。
その次が6~9時間使用する若者だ。
つまり、4~5時間以下の若者よりも「幸せではない」と思う率が高い。
そんな調子で続く。スクリーンタイムと聞いて思いうかぶすべてーSNS、ネットサーフィン、ユーチューブの動画にゲームーが精神的な不調に繋がった。
一方、それ以外のことをする場合、つまり誰かと会ったりスポーツをしたり、楽器を演奏したりすると精神的に元気になる傾向があった。
この傾向は複数の調査で見られた。16件の研究で合計12万5000人の子供・若者を調査した結果をまとめると、1日2時間を超えるスクリーンタイムはうつのリスクを高めている。時間が長くなればなるほど、リスクは高まる。4万人の子供・若者を調べると、1日7時間以上使用する人はスクリーンタイムの短い人と比べると、うつと不安の症状が倍も多く見られることがわかった。
わが家でいると、長男がパソコンでユーチューブ、任天堂スイッチでゲーム、次女がスマホになるだろう。
長男はベッド上で隠れて、スイッチをしていたこともあるし、次女はスマホに時間制限をかけていても勝手に解除をする。
次女に一度、この本を読むように伝えるも、どこまで読んで理解しているのだが・・・
幸い、長男はスポーツをしているし、次女も部活で吹奏楽に入っているのは救いである。
子どもの幸せを考えると、親が注意しなければならないが、線引きが難しい。
スクリーンタイムが長いぐらいなら、雑誌、漫画の方がまだ安心である。
子どもが雑誌、漫画を読んで親がほっとするのは、昔では考えられないかもしれないが。(笑)
時間を決めても、その通りに終えることができない。
余り子どもには干渉をしたくないし、でも長時間の使用は気になってしまう。
何事もバランスが大切だが、それが結構、難しい。