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40代 5人家族(子ども3人、妻生涯パート) ケアマネ 子育て、健康、倹約、投資  ストレスフリーを目指す。

~すべき思考の人は、けっこうしんどい生き方である。

すべてを手にする人が捨てている41のこと。

伊庭正康

些細なことですぐにイライラする人がいる。
例えばこんな感じ。
先輩が後輩に「この本いいよ。読んでみたらどう?きっと今のキミのためになるよ」と1冊の本を渡す。
ここまではいい。問題はここからだ。
数日後、先輩が「あの本読んでみた?」と聞く。
後輩は「まだ読んでいません」と答える。
すると先輩は「なぜ、彼は私の言ったとおりに本を読もうとしないのか」とイラつく。
後輩にはそのイライラが手に取るようにわかる。
そんなことだから、しだいに人とうまくいかなくなる。

このタイプの人が持つ心のクセを「べき思考」という。
「自分はこう思う。だからこうすべきだ。」これが「べき思考」。
ひどい場合は、目の前を歩いている人が遅いだけでもイラついてしまう。
「私が急いでいるんだからもっとはやく歩くべきだ」と。
少しでも思いあたることがあるなら気をつけたほうがいい。

「べき思考」はこうすればなくすことができる。
「べき」という言葉を、「してくれたらうれしいな」に置き換えるのだ。

省略
このように、「こうすべき」を「してくれたらうれしいな」に変換することで、自分と違う価値観を持つ人への
許容度が増し、適正な距離を保てるようになる。


職場にすべき思考の人がいます。
その方の口癖は、「~すべき」という言葉を頻回に使用します。
なので、相手への許容度も小さく、相手とトラブルになることが多くなる。
すぐにうまくいかなくなると感情的になり、怒ったり、キレたりする。

このように人間関係で躓く人は、すべき思考の方が多いように思える。
もちろん、正論で間違っていない場合もある。

でも自分の正論を相手に言ったところで、仕事がスムーズにいくかというとそうでもない。
どちらかというと、お互いが譲歩をして、譲り合いながら、物事を進める方がうまくいくことが多い。

心のストライクゾーンが小さいと、些細なことで、感情的になりやすい。
結果として、職場の雰囲気は悪くなるし、いいことは一つもない。

相手の立場になって考えることができれば、些細なことで怒ることも減ると思う。
「~すべき」がど真ん中のストライクと例えるなら、ストライクゾーンは小さくなり、ファーボールばっかりで、すぐにランナーを出してしまう。
結局、ストライクが入らずに、簡単に点が入ってしまう。
つまり点が入るということは、怒ったり、キレたりすることである。

もし「してくれたらうれしいな」思考だったらとしてら。
ストライクゾーンは広く、ストレートだけではなく、色々な球種で勝負することができる。
心にゆとりを持って、バッター(相手)と対戦することができる。

このように自分の心の持ちよう一つで、場面や状況を大きく変化させることができる。
もっと心を柔軟にして、相手のことを見ることができれば、どんな楽に仕事ができたり、生きやすいのではと思ってしまう。

相手の向こう側の世界を少し想像してみるだけでいい。
それが相手への思いやりになるのだから。

自分の小さい正義を一回、見つめ直すことができれば、もっと幸せな生き方できるのではと。
人格というのは、今までの積み重ねであり、そう簡単に変わるものではないのだが、
どこかで、変わるきっかけがあればと思ってしまう。

職場にすべき思考の人がいれば、要注意です。
できるだけ関わるのは、止めておいた方がよさそうです。

適度な距離を持って、関わることをお勧めします。
すべき思考の人に巻き込まれてはいけません。

相手を変えるのは、非常に難しいことなので、
自分が程度な距離を取ったり、深く関わらないようにしましょう。

自分の心と体が一番、大切に決まっていますから。

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