男性はもっと女性に甘えていい。
ありがとうのすごい秘密
小林 正観
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人間関係の出発点は人に甘えること
甘えることはコミュニケーションの最初の一歩です。
そして、甘えさせてもらえたら、自分のほうは心から「ありがとう」を言う。
このコミュニケーションが人間関係の出発点かもしれません。
甘えられる人は甘えされることができます。
甘えない人は人を甘えさせられません。自分に厳しい人は人にも厳しい。
人に厳しい人は自分にも厳しい。
自分の厳しさはそのままで、人に対してだけ優しくなろうというのは無理な話です。
厳しい職場より、お互いに甘えられる職場がいい。
男性は女性より甘えるのが下手だと思います。
40歳過ぎて今まで頑張ってきたのだから、次は男性が女性に甘えてもいいと思います。
ケアマネをしていても精神的に弱るのは、女性より男性の職員の方が多い。
なぜなら男性は弱音を吐かず、ぐっと我慢をしてしまうから。
だから余り無理せずに、時には弱音を吐いてもいいと思う。
男性だから困難ケースを担当するというのは、間違いである。
男性は強いのではなく、強そうに見せているだけで、実は女性より弱いのだから。
ただ単に女性に弱みを見せてはいけないと思っているだけ。
女性に弱みを見せれる男性のほうが、案外上手に職場の人間関係をうまくやっていけるものである。
あとは、弱みを見せていい女性を見極めることが大切である。
ここが一番、大切かもしれません。
男性も女性と同じように弱みや愚痴を聞いてもらうだけで気持ちがすっきりするのだから。
夫が妻に甘えることができるように、職場でも甘えることが大切なのかもしれません。
責任感の強い男性だからこそ、女性に甘えてみる。
厳しい職場より、お互いに甘える関係ができる職場環境のほうが
働きやすいに決まっていますから。
女性に悩みを聞いてもらった後は、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるようにする。
時間を割いて、話しを聞いてもらったのだから。
職場の人間関係は深める必要はない。でも自分の気持ちを伝えれる女性がいるだけでも
男性の働きやすさは大きく違ってくると思います。
誠実に生きている男性ほど、もっと自分の気持ちを大切にした方がいい。
誠実に仕事をしていることに対して、決して間違いはないだから。
