ボチボチやっています。

40代 5人家族(子ども3人、妻生涯パート) ケアマネ 子育て、健康、倹約、投資  ストレスフリーを目指す。

失敗から学べることはたくさんある。

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目次

親子で一緒に失敗する経験を積む。

失敗して、恥をかくのって嫌ですよね。私もできるだけ失敗しないように失敗しないように今まで生きて来ました。
もしかすれば、それでチャンスを逃がしたこともあったかもしれません。今は子どもの時より、経験も積み、少しはチャレンジできることが増えました。
親子は性格が似るにでしょうか。子どもたちも失敗を極端に嫌い、消極的になることがあります。

例えば、うちの子どもはソフトボールの試合に出たくない。運動会の応援団に入りたくない。学級委員になりたくない。リレーで一番に走りたくない等、チャレンジし、成長できる機会はたくさんあるのですが、いつも断って無難に過ごしています。

先日、私は子どものソフトボールの保護者として、セカンドを守ったり、塁審をしたり、白線を引く機会がありました。
でもセカンドで守っていたが、靴に滑ってこけたり、白線を引いたのだが、まっすぐに引けずガタガタになったりと・・・
実際に経験しないと気が付かないことがたくさんありました。
全く経験したことがないことと、一度でも経験できた世界は全く違います。
一度でも経験したことは強みとなります
私の失敗はとても小さいことですが、でも小さな失敗はたくさんした方がいいと思っています。



人生はどっちにころんでも大丈夫。

<<部活は楽しく続けられたほうがいい。学校も、第一志望のところに行けたら張り合いがあるでしょう。失恋なんかしないで、好きな人と仲よくつきあいつづけられたら、そのほうが幸せです。
しかし、その道だってその先に何があるかはわからない。
人生はどっちにころんでオーケー、なるようになっていくんです。

ぼく自身振り返ってみても、大学受験に失敗したときは本当にショックでした。
大学院まで行ってこんなに一生懸命に研究しているのに、どこにも仕事につけないときには、激しく落ち込みました。
もしそこで自分の気持ちを切り替え、リセットしていなかったら、いまのぼくはないでしょう。
切り替えがあったら、いくらでもやり直しがきく。だから生きていく力になるのです。

ぼくの教えている大学生で、就活がうまくいかない人がいました。
受けても、受けても落ちてしまう。不採用の連絡をいくつも受けつづけていると、自分がダメな人間、世の中に不要な人間だと突きつけられているように思えて、心が折れそうになるのです。
それでも、仕事が決まらないと困るから、落ち込んでばかりいられない。気持ちを切り替えて、次に向かわないといけない。
そうやって、なんと50連敗しました。それでもあきらめずに、51社目でついに採用されたんです。
「よかったねぇ」と思っていましたが、入社したその会社はちょっと問題があって、そのうちに給料が出せなくなってしまいました。
次の選択肢をまた探さなくてはいけない。そこで、「先生になろう」と考えて、教員採用試験を受けるために勉強しはじめたんです。
いまは教師として活躍しています。
「あのとき就職した会社が給料を払ってくれなくて、本当によかったです。あそこで踏ん切りがつきました。」
と言っています。

「そんなことなら、最初から先生になる道を選べばよかったのに」と思う人もいるかもしれません。たしかにそのほうが、いろいろとつらい思いをしなくて済んだでしょうね。
しかし、こういう流れを経て教師になる決意をしたことで、この人の心には「先生としてがんばっていくんだ。」という強い気構えができた、とも言えます。
教師の仕事も大変なことがいろいろあります。しかし、この人は簡単に「やめてしまいたい」とは言わないと思います。いろいろあったうえでの決断だからこそ、この道でがんばっていくという覚悟ができ、肚(はら)がすわったのです。
紆余曲折があったことも、「むしろよかった。だからいまがある」と思えれば、そこまでのつらかったことも自分にとっていい経験だった、と前向きにとらえることができます。
あったことは変わらなくても、気持ちのもち方で切り替えられる。切り替え力があると、未来だけでなく過去の経験も塗り替えることができる、ということなのです。>>

学校の先生

子どもが通っている小学校の先生にも会社員から転職し、教師になった方がいます。子どもたちからも慕われており、保護者から観ても先生に向いている方でした。
経験を積み、学年主任の立場になりましたが、多忙により途中で体調を崩し、休職していました。しかし今は体調も回復して現場復帰し、教員を続けられています。

休職中はもしかすれば、このまま教職を続けることができないと退職することも考えていたのかもしれません。立場が上になるほど、責任感も強くなり、安易に休めるものではないはずです。
休職中にうまく気持ちを切り替えることができたことと、その先生にも今までの社会人の経験から、教職を続けたいという何かしらの肚がすわったことがあったのでは思っています。
もしかすれば社会人の経験が、先生が仕事を続けられる強みになっていたのかもしれません。


まとめ

・親子で一緒にチャレンジをして、失敗する。
・失敗しても、上手に気持ちを切り替える。
・肚(はら)がすわれば、覚悟ができ、続けることができる。

子どもは失敗したくないと思いますが、でも失敗しても良いという環境を親として、作っていきたいですね。

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