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親子で論語について学んでみる。

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目次

        

著者 齋藤 孝
題名 渋沢栄一論語と算盤

道を踏み外さないために
「生きるうえで、道を踏み外さないためには『論語』を熟読しなさい」と渋沢栄一は語りますが、江戸時代には寺子屋で『論語』を学び、儒教の考え方を身につけることは必須に教養でした。
以下省略


論語』を精神の柱とせよ。

大きな成功より大事なこと
栄一は「論語」を熟読し、精神の柱として日々実践していくことこそが大事だと考えました。
大きな成功よりも道を踏み外さないことのほうが大切だと説きます。
たとえば現在を見渡すと、大企業の経営者が法律を違反し、会社が不祥事を起こす場合があります。
能力があり、高い地位にいる人が道を誤って会社を大きく傾かせ、刑務所に入ることがあります。
しかし、『論語』を熟読してさえいれば、そのような犯罪や不道徳なことに手を染めようとは思わないはずです。
道を誤らないためにも、『論語』を座右の書とせよというメッセージを、栄一は冒頭に掲げています。

自分の力に合わせて穴を掘れ

スターだけでは映画はつくれない
「分を守る」という表現は消極的に感じられるためか、「夢を追いかけろ」という言い方の方が好まれます。
「分を守る」と「夢を追いかける」は正反対です。しかし一人ひとりが、それぞれのスケールや特性に合わせた働き場所を得ることができれば、
それはとても満足度が高いことではないでしょうか。

仮に願いかなって、一見華やかな仕事に就いたとしても、その仕事が身の丈に合っていなければ、相当なストレスと自信喪失、みじめな思いを
味わうことになるはずです。

金儲けのうまい人を目標にするな

みんなの幸せを願う。
「金儲けがうまい人=成功者」というイメージは、渋沢 栄一が生きた時代も現在も、変わっていないのかもしれません。
栄一は、若い人たちが金儲けのうまい人を成功者として自分の目標にするのは、ちょっとまずいのではないかと憂慮しています。
昭和時代にも、松下幸之助本田宗一郎など、素晴らしい業績をあげただけでなく、社会の繁栄をとおして、みんなに幸せが訪れるようにしたいという気持ちをもつ経営者がいました。今の経営者たちにもそのような公の意識を期待したいものです。
日本人のお金に対する意識は、バブル経済の時期に変わったように思います。それまでは真面目に働くのが一番という考えだったのが、うまく立ち回って儲けるのが
利口だとなった。
~以下省略~

論語の学び方

私は他に論語の読み方の本を持っていますが、内容が難しくてまだ読破することができていません。
でもこの本は齋藤 孝さんが一コマずつイラスト付きが解説をしてくれています。
論語と算盤に興味がある方は、おすすめの一冊です。

最初、論語と算盤は、自身の教養を身につけたいと思い、読んでいました。
でも読んでいくうちに子育ての仕方についても学べるものになっています。
ぜひ、論語に興味のある方や子育て中の方にお勧めの本となっています。

子どもたちには日々の子育ての中で、子どもの長所や才能を伸ばすことができることを考えています。
子どもには、得手不得手があり、同じことをやっても成長に差があります。
それが個性であり、才能ではないかと思っています。

まず親としての目標は、自分の力で稼ぐ力を身につけることです。
それが会社員であったり、フリーランスだったり、立場は何であっても構わないと思っています。
でも稼ぐこと大切であるが、社会に不正をして、自分だけ儲ければ良いという稼ぎ方はしないでほしい。
私もネットワークビジネスで知人に何度か紹介をされたことがあります。
その時は、高額なお金を払って騙されそうになったことがあります。
何とか踏みとどまることができましたが、知人を通してでもそのような簡単に儲かる話しというのは、身近にあります。

もしその時に言われたまま高額なお金を払っていれば、知人との関係はなくなっていたでしょう。
その後、そのネットワークビジネスネズミ講として、問題になっていました。
一歩間違えれば、危なく道を外すところでした。

ぜひ道徳の時間に、論語と算盤を取り入れてほしいと思っています。
なぜ渋沢栄一さんがこの時代に1万円札の顔になるのか。
その意味についてこれから深く学んでいきたいです。

まとめ

論語
・教養と子育ての両方で学ぶことができる。
・親子で学ぶことができる。
・学び続ければ、決して道を外すことはない。

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