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40代 5人家族(子ども3人、妻生涯パート) ケアマネ 子育て、健康、倹約、投資  ストレスフリーを目指す。

子どもの成長に一喜一憂しない。緩やかなに上がっていればそれでいい。

小さな悟り
著者:枡野 俊明

人格を丸くする

怒りを「腹に収める」方法
近頃は「キレやすい老人」「暴走老人」などと称される年配者が少なくありません。
それは、とても残念なこと。長く生きてきた中で、さまざまなことを経験し、ちょっとやそっとのことには動じない。
「穏やかな人格」を磨いていくのが、人生ではありませんか。

年を取って怒りっぽくなるのは、じつは恥ずかしいことなのです。
 怒りというのは、人を自分の思いどおりに動かそうとするから生じます。そんなことを望むこと自体が間違いです。
自身の身一つだって、思いどおりにはいかないのに、他人をコントロールしようだなんて、土台無理な話なのです。

 もし誰かが気にくわないことをいったり、したりしたときに、怒りを爆発させる前に、まずは深呼吸。
そうして心の中で「ありがとさん、ありがとさん、ありがとさん」と唱えてみてください。
怒りがお腹の辺りで止まって、頭まで上がらず、気持ちが落ち着いてきます。
これを何度か繰り返すうちに、怒りっぽくなってくるはずです。

 五〇歳を過ぎたら、怒りっぽさがつくる"人格の角”を取って、円く、円くを心がけましょう。
いつも上機嫌でいることは人間的成熟度の高い証なのです。

お互いに人格が丸ければ、喧嘩や争いが起こることはありません。
たいていは、相手への期待がうまくいかなった時に人間関係はギクシャクしてしまいます。

怒りの沸点はとてつもなく早く、爆発する前にコントロールをしようと思ってもすでに爆発していたということも多くあります。
それぐらい、怒りのエネルギーは強く、早いものなのです。
ケアマネという仕事は、対人援助の仕事です。
もちろん、利用者より理不尽な怒りをぶつけられることがあります。

特に問題が起こりやすいのは、ケアマネへの期待値が大きすぎる時です。
こういった場合は、関係性を築くことが難しく、後々トラブルに巻き込まれることが多い。

子育てにしても同じことです。
子どもへの期待値と怒りは比例しているように思います。

猛暑はただえさえ、暑くて感情のコントロールが難しくなります。
一度、子どもの期待値をぐんと下げることをお勧めします。

また子どもへの期待と周りの子どもの比較からも怒りは生まれやすい。
子どもの成長ペースを大切にし、昨日よりも少し成長していれば、それで良しとする。

子どもの成長曲線とは、とても緩やかなものです。
昨日できていたことが、翌日にできなくなっていることもたくさんあります。
上がったり、下がったりするものなのです。

投資の世界と一緒でその日の株価の値動きで一喜一憂しなくていいのです。
緩やかに右上がりであれば、それで良し。

投資も子育ても長期目線がとても大切です。

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