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40代 5人家族(子ども3人、妻生涯パート) ケアマネ 子育て、健康、倹約、投資  ストレスフリーを目指す。

転職する前に自己分析する。

「ねばならない」を捨てて生きる
著者:矢作 直樹

逃げるのは本能的に正しい

学校、会社、家庭、知人友人など、私たちは様々な集団に属していますが、どうしてもそこにいたくないと思うなら別の場所に逃げればいい。
逃げるな戦え、逃げる奴は卑怯者ー、強気な発言をする人もいますが、生物学に照らすと「逃走」は本能的に正しい行為なのです。
人間は追い込まれて自死するために生まれてきたわけではありません。

生きて多様な経験をするために生まれてきたわけで、そのために逃げることは恥ずかしいことでも卑怯なことでもありません。
そこに至る前提として、今の環境を改善する努力は必要です。
誰それに嫌われているので辞めたいという理由はよく聞きますが、一方的な攻撃ならともかく、中には自分にも原因があるケースだってあります。

人間は意外と自分のことは見えません。
してもらって当然、と思っていることだってあります。

ごく自然にそう思ってしまっているのです。
そんな言動が積み重なると相手は自分に対してうんざりし、怒りやいらだちを増します。
その結果、ある日を境に空気が変わり「知らぬは自分ばかりなり」となる状況もあるのです。

だからまず自分を取り巻く環境を分析し、改善できるように行動する。
状況を分析するときはなるだけ感情を除く。
それでも改善が見られない場合に別の場所に逃げる、というか移動すればいい。

そのレベルになると、仮に自分にも原因があるにせよ修復が難しくなります。

ただし、すでに心身に被害を受けているのならさっさと逃げること。
悠長に構えている場合じゃありません。
我が身を守ることが先決です。

してもらっていることが当然となると、感謝を忘れてしまいます。
もし職場や家族が感謝を忘れてしまうと、転職をして次の職場で働いたとしても結果、同じことになる気がします。

先日、職員が退職しましたが、最後の1か月は全く挨拶等はありませんでした。
何かの縁で一緒に働くことになったのですが、挨拶がないというのは寂しいものです。

それと同時に次の職場で,、働いたとしてもまた同じことを繰り返すのではと思ってしまいました。
確かに管理者の立場として、心労があったかもしれませんが、縁というのはどこかで繋がっている気がします。

縁が切れるのは自分からだったり、相手からだったりと様々です。
自然となくなってしまう場合もあるでしょう。

もちろん、職場がブラックで、人間関係も最悪の場合は、すぐにでも転職をした方がいいでしょう。
でもある程度のキャリアを積んでいる人であれば、少し改善できる方法を考えてみるのも大切です。

上司に掛け合ってそれでも無理だったら、転職すればよいだけの話しです。
職員一人ひとりが、働きやすい環境を思いやりながら働くように心がけてみる。

そういった気持ちを持つことが、良い職場環境になるのではと思います。
職員の権利意識も大切ですが、自分ができることは何かないかと考えてみることが、よりよい人生へと
繋がっている気がします。

それは職場や家庭においても言えるはずです。

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