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潜在意識のブーメラン作用は本当?

一瞬で運命が変わる成功法則
著作 植西 聰

強く思ったことはブーメランのように自分に返ってくる。

潜在意識は、いいことも悪いことを問わず、ブーメランのように作用します。
Iさんは一流大学を優秀な成績で卒業して大手の総合商社に入社しました。
そして、持ち前のバイタリティと才能で業績を上げて出世し、三十歳のときには専務の娘と結婚するまでに至ったのです。

しかし、結婚した途端、彼の態度は一変しました。
熱心に働くよりも、ライバルを蹴落とすことに執念を燃やし始めたのです。
義父である専務に人事異動を迫り、ライバルたちを次々と左遷や
出向に追い込んでいきました。

もはやIさんには社内の権力闘争に勝つことしか眼中になくなってしまいました。
ところが、事態は急転します。彼のバックボーンである専務が、業務上横領罪で役職を解かれたのです。
Iさんのせいで左遷や出向の憂き目に遭ったていた人たちは、団結して反撃に出ました。

そして、Iさんが取引先からリベートをもらっていた事実を突き止めたのです。
そしてIさんは結局、退職せざるを得なくなったのです。
Iさんのように人の不幸を望み、相手を陥れるような行為を続けていると、自分の潜在意識に悪い想念をインプットすることになります。

いつかは、それがアダとなって自分に全部はね返ってきてしまうのです。
それが潜在意識のブーメラン作用です。
昔から「人を呪わば穴二つ」といいます。

想念はブーメランのように、はね返ってきます。
それなら、Iさんとは逆の行為をするほうが得策です。
相手の成功を祈って助けたり、幸福を祝福してあげたりすると、
プラスのブーメラン作用が得られるでしょう。

相手の不幸を望むことは、結局、自分が不幸になってしまうということです。
どうしても気に合わない人はいますが、だからといっても相手の不幸を願ってはいけません。

相手の不幸を願うのではなく、そのことをすぐに忘れてしまう方が得策です。
何かに没頭したり、夢中になったりと。

潜在意識のブーメラン作用という言葉は初めて聞きました。
でもなんだかわかる気がします。
結局、自分が蒔いた種は早かれ、遅かれ自身に返ってきてしまいます。

社長に好かれるために自身の保身に走った人、自分の会社の利益だけ考えて他の会社から引き抜きをした人等。
それが自分のためか、相手のためかで大きく違ってくるように思います。

自分のためではなく、相手のためだったら大丈夫。
もし自分の出世や利益のためだったら、結局はいずれどこかでしっぺ返しを食らいます。

例えば、同僚や近所の方から何か物をもらったとします。
もしこれが、物を貰ってばかりだったらとしたら、どうなるでしょうか。
目の前の現象でいくと、ただで貰えたのだから、得しかない。

ただで貰ったのだから、運が良いかもしれない。
でも頂いたことに感謝がなく、どこかでお返しする気持ちがなかったとしたらどうなるのか。
自分が気が付かない時に、運の調整が来る気がします。

恩をお返しする気持ちというのは、常にもっておいた方が良い。
直接お返しするのは、物を頂いた人でなくても良い。

頂いた好意や恩をおかげ様の精神で循環させるように努めてみる。
それはお金ではなく、言葉や行動でもなんでもいいでしょう。
感謝の思いを継続させることが、いい人間関係を築くことにつながるように思えます。

マイナスではなく、プラスのブーメラン作用の方がいいに決まっていますから。

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