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甘い子育てより、寛容な子育て

100%幸せな1%の人々
著者:小林 正観

親が子どもを育てるのではない。
子どもによって親が育てられている。

人間関係で何か問題が起きたとき、人は「相手に対して怒ってみせる」ということをします。
どうも私たちは、親から「怒ってみせると問題の解決が早い」と教えられてきたようです。

でも、もし親が絶対に子どもの前で怒ることをしなければ、その子どもは「怒る」という解決策をとらないで、
他の方法論で生きていくことになります。

小学生、中学生くらいのお子さんでしたら、まだ何とかなるかもしれません。
親が怒って物事を解決するという方法論をずっと選んでいると、結局それしか教え込まれていないので、
子どももそういう方法論で物事を解決するようになります。

親は、「態度で見せる」しかありません。
どんなことがあっても、親が怒鳴らない、怒らない、腹を立てない、声を荒げない、イライラしないということをやっていくと、
子どもは「怒る」という解決策を取らなくなります。
親は、いつも子どもよりも優れていて、優位に立っていて、子どもに指導する立場だと思っているのはすべて勘違いです。
もしかすると、そのように思い込んでいるかもしれませんが、それは違います。
子どもが親によって育てられるのではなく、親が子どもに育てられているのです。
~省略~

子どもに大して声を荒げて、怒鳴って、怒って、イライラして当たり散らして、親という強力な立場によって
強引に相手を変えていこうとする親の下で育てられた子どもは、必ず自分の子育てにもそれを使うことになります。

よし。これからは、一生子どもを怒らないようにしよう。と決心をしても、子どもを持つ親からすると
その日からその思いはくじかれるものです。

休みの日に一緒に過ごせば、子どもの言動には目につくことはたくさんあります。
いちいち、反応していれば、親子ともに身が持ちません。

そもそも親が子どもをコントロールしようとするのが、間違いなのです。
「そうなったら、嬉しいな~」というぐらいのおおらかの気持ちの方がいい。

先日、近くのスーパーに行った時、娘と二人で買い物に来ている母親がいました。
買い物が終わり、レジに持っていこうとした際、子どもが自転車の鍵をなしくて、
子どもにかなり怒っていました。

周囲にもわかるぐらいだったので、母親も感情のコントールができなかったのだと思います。
夕方時でもあり、一番忙しく、疲れている時間帯です。

ひっそりと私も鍵を探しましたが、見つかりませんでした。
その後の親子関係が気になって仕方がありませんでした。

すると2.3日前に同じ親子を違うスーパーで目撃しました。
昼時であり、子どもと一緒にお菓子を購入している姿を見かけました。

他人ながら、なんだかほっとしている自分がいました。
お母さんも毎日、大変で余裕がなかったのでしょう。

自分の子どもたちもよく色んなところで、なくすので、鍵を紛失した親の辛いというのは、共感ができました。
完璧な親はいませんし、不完全なものです。
一緒に子どもと成長していくというぐらい思いで、子育てをした方がいいのではと思います。

①生命に関すること ②人さまに迷惑をかけないこと
この二つ以外のことで、できるだけ叱らないようにしたいものです。

子どもに甘くするのではなく、緩く接するということのほうが大切だと思います。
余り子どもの細かいことは気にせず、1日でも少し成長してくれば、OKにしましょう。

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